日々綴
秋の空
私は空を眺めるのが好きです。
特に夜空が好きなのですが、秋の空は昼間の方が趣深いなあと。
夏の空は一面の青の中に、真っ白な雲がたくましくそびえ立っていて、ある種の興奮をもたらす。
冬の空は寒い空気の中に青く澄み切った、冷たく、それでいて孤高の美しさを持っている。
秋の空はどちらの空にもない、曖昧さがある。空の青さも白を混ぜたような、少し白濁した淡い色合い。雲の形は言葉の通りふわふわとして、透けているような、消えてしまいそうな、はかなさがある。
私はこの空が大好きです。皆様はどの季節の空が好きですか?
一日として同じ空は存在しない。
そう考えると毎日ふと見上げる空にとても愛着が沸きます。